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【創業60周年インタビュー】キューサイ・石川順朗代表取締役
〝ウェルエイジングNo,1〟目指す
今年10月に60周年を迎えるキューサイは、2月に石川順朗氏が新社長に就任し、新たなスタートを切る。60周年の節目に就任した石川氏の想いや今後の展望などを聞いた。

―新社長就任および60周年おめでとうございます。石川社長の抱負や戦略をお聞かせください。
石川 キューサイのイメージって一般的に〝青汁〟のイメージが強いと思うんですよね。その青汁というイメージから脱却をして、我々が今、目指している〝ウェルエイジングNo,1〟という企業のイメージを浸透させていきたいと思っています。そのためには、お客様のライフスタイルをサポートする会社という事を認知してもらう必要があります。〝マルチプロダクト〟として、我々が今提供している商品群だけではなく、さまざまな商品を開発し、お客様にご満足いただくことが重要です。また、通販会社という枠組みの中だけでなく、ECやモール、各法人店舗といった販路へ領域を拡大し〝面〟としてマルチチャネルを展開していきます。メインチャネルであるTV通販が起因して、今のお客様層は60歳以上が中心です。今後はエイジングに関する悩みを感じ始めている40~50代にもさまざまな商品・サービスをご提供するべく、SNSや動画コンテンツを活用した情報発信も強化していきます。
―60年続いてきたキューサイの魅力をお聞かせください
石川 長年、青汁という十分認知された商品ブランドがあるという事は、安全安心で良い商品を提供し続けているというお客様の信頼に繋がっています。また、お客様の悩みをコンタクトセンターで直接お聞きしている安心感や取引先との高い信頼関係などは我々の一番の財産だと思います。社員においても、その考えはしっかり根付いていて、良い商品を作ろうというこだわりを日々意識しながら仕事をしているところが、商品開発やお客様への対応にもつながっていると感じています。
また直近では、コンタクトセンターを一部内製化したことで、お客様のお声を反映したサービス品質の向上をこれまで以上にスピーディーに実行できる体制になりました。
創業60周年を機に新サービス開始などマルチプロダクトを展開
―今後の取り組みとして具体的な構想があればお聞かせください
石川 今後はマーケティングへの投資を拡大し、チャネル・プロダクトを拡充していきます。既存顧客や外部データを一元管理し、AI分析をしながら、再現性のあるプロセスを構築していきます。そして新サービスとしてウェルエイジング・プラットフォームとなる、60周年を機に新たなサービスを開始します。さまざまな企業様と協業し、ネットワークを作っていこうと考えております。商品やサービスを販売するだけでなく、社会全体のエイジングリテラシーを上げていけるような情報発信や、年齢を重ねることを前向きにとらえ、こころ豊かに生きることができるウェルエイジングな社会の実現に、協業企業の皆様と一緒に取り組んでいきたいと思っております。
―ありがとうございました。
【キューサイ株式会社】
1965年に福岡県福岡市で創業し、ケールを原料とした青汁をはじめとしたヘルスケア商品やスキンケア商品を製造・販売。いくつになっても“人生初”の体験に踏み出せる「ウェルエイジング」な世の中の実現を目指し、企業活動に取り組んでいる。
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