乳酸菌初「筋肉量」で機能性表示対応/中原
2025年10月14日
台湾キムチ由来「乳酸菌TWK10」提案強化
中原(さいたま市南区)は、乳酸菌として唯一「筋肉量・除脂肪体重」に関するヘルスクレームで機能性表示食品制度に対応する独自素材「乳酸菌TWK10」の供給に力を入れている。
9月19日には「PRISMA2020」に準拠した新様式での届出が受理されたことから、提案を一層強化する方針だ。
「乳酸菌TWK10」は、台湾キムチと呼ばれる台湾風の浅漬けを由来とする植物性の殺菌乳酸菌。1g当たり約3000億個の菌体を含有する。
ヒト臨床試験では、同素材を1日当たり100mg(約300億個)、6週間摂取することで、筋肉量の増加、体脂肪の減少、疲労軽減、持久力・握力の向上といった効果が確認されている。
機能性表示食品制度では「加齢に伴い低下する日常の身体活動(ウォーキングや階段の上り下り等)をサポートする体幹の筋肉量及び除脂肪体重(全身の筋肉量)の維持に役立つ機能があることが報告されています」とのヘルスクレームに対応。
乳酸菌では唯一「筋肉量」を訴求できるほか、「除脂肪体重」に関する表示も同素材が初めてとなるため、フレイル予防やスポーツニュートリション、ダイエットなどの分野を中心に差別化を訴求していく方針だ。
1日当たりの摂取目安量が少ないため、処方設計上の負担となりにくいこと、水溶性に優れるため、サプリメントのほかドリンクやゼリーなどさまざまな剤形に配合できることなども特徴。
単独での原料供給だけでなく、プロテインやアミノ酸などと組み合わせた処方提案にも対応する。
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