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坂口教授ノーベル賞で食品免疫分野にも期待
2025年10月20日
東大院・八村教授「食品とも深い関係」
10月6日、大阪大学特任教授の坂口志文氏がノーベル生理学・医学賞を受賞した。坂口氏は、30年前に体内の過剰な免疫反応を抑えるリンパ球の一種「制御性T細胞」を発見し、その働きを分子レベルで解明。現在、制御性T細胞に関する研究は、自己免疫疾患やアレルギーの治療、がん免疫療法、臓器移植後の拒絶反応に関する研究などに進展している。
制御性T細胞が食品機能の分野にどう関係するのか、日本食品免疫学会の会長で東京大学大学院教授の八村敏志氏に伺ったところ、以下のようにコメントした。 「制御性T細胞を研究対象とさせていただいている一人として、坂口先生のノーベル賞のご受賞に際し、心よりおよろこび申し上げます。実は制御性T細胞は、食品と深い関係があります。まず、食べたタンパク質に対しては、免疫応答が抑制する『経口免疫寛容』というしくみがあり、食物アレルギーの抑制機構と考えられていますが、これには制御性T細胞が重要な役割を果たしています。…
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