沖縄の伝統野菜を活用した快眠習慣を提案/ソムノクエスト

2025年10月24日

「ヒプノカリス」、睡眠改善で機能性表示対応

ソムノクエスト(沖縄県那覇市)では、沖縄県の伝統野菜・クワンソウから抽出した睡眠改善素材「ヒプノカリス(登録商標)」について長年にわたる研究開発および製造販売実績を積み重ねてきた。

    クワンソウの花

クワンソウは、伝統的にイライラ緩和や不眠改善が知られており、沖縄県ではお茶や汁物、炒め物などの料理で食されてきた歴史を持つ。

同社では、クワンソウの有効成分を独自抽出・濃縮したエキスの開発に2006年から取り組み、そのエキスが末梢血流を改善することで深部体温を低下させ、自然な眠りに導くことを学術機関などとの共同研究で見出した。クワンソウ濃縮エキス「ヒプノカリス」とその粉末タイプの原料供給・OEM供給ならびに自社製品の販売にも力を入れている。

2023年には「睡眠の質を改善(深い睡眠の増加、起床時の眠気及び疲労感を軽減)する」とのヘルスクレームで機能性表示食品の届出が完了したほか、沖縄県独自の認証制度である「ウェルネス・オキナワ・ジャパン」のプレミアム認証を受賞するなど、その機能性は第三者機関からも高く評価されている。

同社の江口直美社長(京都大学薬学博士・薬剤師)は、クワンソウをはじめとした沖縄県の伝統野菜を活用した睡眠習慣の改善を啓もうしており、このほど「創る・育む・根付かせる快眠習慣研究会」を設立。長年、薬学に従事してきた経験や、日本睡眠学会、日本睡眠環境学会といった学術団体での活動を生かし、運動や食習慣の改善による良質な睡眠習慣の形成とパフォーマンスの向上を訴えていく方針だ。

江口社長は「医療機関や学術機関、睡眠に関連する企業などと連携し、セミナーやSNSなどで情報発信していくとともに、新たなビジネスモデルの確立を目指していきたい」と意気込んでいる。


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