機能性表示の自己点検報告説明会/消費者庁

2025年12月3日

期限を過ぎて販売したら指示、命令、公開

消費者庁は11月26日、機能性表示食品の届出者を対象に自己点検報告についてのオンライン説明会を開催した。

自己点検報告の期限が来年3月末まで(今年3月までに届出受理された製品)に迫るなか、同会では具体的な方法についての説明がなされた。 

自己点検等報告を期限までに行わなかった場合については、「機能性表示食品としての要件を欠く状態となる」とし、その状態で「機能性表示食品」と容器・包装に表示して販売することはできなくなる。販売した場合は食品表示法の規定に基づき「指示」が行われ、指示に従わない場合は「命令」の対象となり、さらに指示または命令を行った場合には、「公表」される。また自己点検報告が期限までにされず、機能性表示食品の要件を欠いた場合は、システムの制限がかかり操作ができなくなるという。

質疑応答では、自己点検報告が必要となる対象商品についての質問が多くあがり、「販売の有無に関わらず届出しているものについては報告の対象になる」と説明がなされた。

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