ペクチン配合の便通改善サポート食品/ユニテックフーズ

2022年11月10日

 ユニテックフーズ(東京都中央区)ではリンゴペクチンを含有した便通改善サポート食品「ペクチンケアーゼリー」を販売している。

 ペクチンは一般食品では主にゲル化剤や増粘剤として使用されているが、食物繊維としての機能性が研究されてきた。「ペクチンケアーゼリー」は腸内環境改善や便通促進などの働きが期待されているリンゴペクチンを4・8g配合し、便秘に悩む女性をサポートする食品として注目されている。

 ペクチンは腸内で水分や脂質を取り込みゼリー状に固まるため、便の水分を増やす。また、腸内細菌の餌となり短鎖脂肪酸を作るプレバイオティクスの働きも担っている。

こうした特徴から、「ペクチンケアーゼリー」は腸内環境の改善による便通促進の働きが期待されている。

 この他にも、糖吸収抑制の働きを持つフロリジンを5%で規格したポリフェノール原料「アップリン」も配合している。同素材の摂取による血糖値上昇抑制作用も確認されており、ダイエットサポート食品としても提案できる。

 同社担当者は「便秘はライフスタイルだけでなくダイエットが原因となることもある。女性の大きな悩みとなっている便秘、ダイエットを訴求する製品として提案していきたい」と話している。

 また、同社では11月29日から開催される「健康未病産業展2022」でも「ペクチンケアーゼリー」を配布し認知度向上に努める。

 ユニテックフーズはカーギル社の国内総代理店として同社の「ペクチンシリーズ」を販売し、今年50周年を迎えた。10月にはカーギル社、フジ日本精糖との業務提携を発表し、今後は日本とアジア市場における食品素材の市場開発と技術開発に注力していく。

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