プラズマ乳酸菌でデング熱様症状の抑制を確認/キリンHD

2021年9月27日
プラズマ乳酸菌でデング熱様症状の抑制を確認/キリンHD

キリンホールディングス(東京都中野区)は9月17日に学術発表会を行い、「免疫機能の維持」で機能性表示の届出が受理されたプラズマ乳酸菌のデング熱に対する研究成果と東南アジアにおける今後の事業展開の発表会を行った。

デング熱に対する研究成果の発表では、同社ヘルスサイエンス事業部部長の藤原大介氏が、これまでの研究で明らかになったウイルスに対する作用を解説。マレーシアのマラヤ大学教授アブバカール氏と共同で行った研究では、デング熱高発生地域在住の健常な成人100人を対象にプラズマ乳酸菌を含むタブレットを摂取してもらい臨床症状を測定した。その結果、デング熱特有の症状である「頭痛」「関節痛」「目の奥の痛み」の累積発生日数を有意に減少させた。この結果からデング熱に対する症状緩和・重症化予防への有効性が示唆された。

また、発表会には同社代表取締役社長の磯崎功典氏も登壇し「ワクチンなど対抗手段が確立されていない病気が多い現状において、食品で行える免疫ケアは大きな社会課題の解決に繋がる。感染症にアプローチする手段としてプラズマ乳酸菌をアジア、そして世界に広めたい」と述べた。