ラビリンチュラ、年内の原料供給目指す

2021年6月23日
ラビリンチュラ、年内の原料供給目指す

自社製品「藻の極み」好調/金秀バイオ

 金秀バイオ(沖縄県糸満市、https://www.kanehide-bio.co.jp/)は、オメガ3系脂肪酸を豊富に含有する微細藻類・ラビリンチュラおよびナンノクロロプシスについて、約6年もの研究を経て自社工場での培養に成功。今年3月には自社製品「藻の極み」【写真】を自社通販にて発売し、早くも大きな反響を得ているという。

 ラビリンチュラは、脂質を多く産生することからバイオ燃料の原料としても注目されており、同社では成長速度が速く、DHAを多く含有する株を選抜して培養している。

 ラビリンチュラ由来のDHAは、健康食品や乳児用粉ミルクなどに利用されているが、同社では藻体を丸ごと乾燥粉末化しており、食品用途では初の試みだという。

 現在は培養方法のさらなる効率化に向けた研究に取り組んでおり、原料供給・OEM供給については年内を目標に準備を進めていく。

一方のナンノクロロプシスは、オメガ3系脂肪酸のEPAをはじめ、ビタミン、ミネラル、アミノ酸など61種類もの栄養成分を含む。

 いずれも屋内の設備で培養生産できること、ビーガンやベジタリアンでも安心して摂取できること、魚由来のオメガ3と比べて環境負荷が少ないため、SDGsに貢献できることも特徴だ。