国家市場監督管理総局が違法なNMNのサプリメントの製造・販売の検査・報告を通達

2021年4月19日
国家市場監督管理総局が違法なNMNのサプリメントの製造・販売の検査・報告を通達

国家市場監督管理総局が違法なNMNのサプリメントの製造・販売の検査・報告を通達

中国ではNMNの人気が非常に高く、越境ECを中心に大ヒットしている。(最近、少し落ち着いてきた感はあるが)日本製の商品も越境ECでよく売れており、中国の販社から日本の受託メーカーへの委託製造の依頼も多い。しかし、中国では原料としても、製品(サプリメント、医薬品、食品添加物など)としてもNMNは認められていない。そういう状況下でも、高い人気を維持してきたのである。

しかし、今年に入って国家市場監督管理総局が「違法な『抗加齢薬(アンチエイジングドラッグ)』商法に対する厳重な検査に関する通達」とのタイトルで、各省、自治区などに宛てて以下の通達を出した。当局が違法なアンチエイジングドラッグとしてNMN製品の取り締まりを始めたのである。それだけ多く売れて、目立ったということだろう。この件について、中国保健協会保健コンサルティング業務委員会・王鶴松副会長に今後の越境ECにおけるNMNがどうなるか聞いてみたところ、以下の見解であった。

この通達は、一般貿易で輸入されたNMN商品と国内で生産されたNMN商品に対する規制であり、越境ECは対象にはならないだろう。しかし、越境ECプラットフォームであっても『若返り医薬品』とか『アンチエイジング』『DNA修復』『認知症予防』などの宣伝はできなくなる。また、3月15日の「消費者の日」にもNMNについては言及されていないので、越境ECでの販売には問題ないと思われる。むしろ、ブランド力があればチャンスになるものと考えられる。