機能性表示対応素材「ピニトール」に注力

2021年6月21日
機能性表示対応素材「ピニトール」に注力

新規性の高い血糖値対策素材として提案強化/日本アドバンストアグリ

 日本アドバンストアグリ(滋賀県長浜市、http://www.adv-agri.co.jp/ )は、新規性の高い機能性表示対応の血糖値対策素材として、「ピニトール」の供給に注力している。

 今年3月には、ピニトールを関与成分としたサプリメント「グラシトールプレミアム」が機能性表示食品として消費者庁に届出受理されたことを受け、原料供給の引き合いも増えているという。

 ピニトールは、ブーゲンビリアやアイスプラントなどの植物に含まれる糖アルコールの一種。アーユルヴェーダでは古くから糖尿病治療に用いられてきたほか、韓国KFDAでは血糖値調整に関する表示が認められており、健康食品としても豊富な販売実績がある。

 その作用機序として、筋肉における糖の代謝量を高めることで血糖値を下げることが分かっており、サラシアや難消化性デキストリンなど糖の吸収阻害を訴求する素材との大きな差別化ポイントとなっている。

 順天堂大学との共同研究では、BMI30以下の健常者19人を対象とした試験では、食前にピニトール600mgを摂取することで食後血糖値の上昇抑制作用が認められた。自社製品は最終製品を用いた臨床試験を科学的根拠として届出を行っているが、顧客の研究レビューの作成サポートにも対応している。

 担当者は「血糖値に関しては体感性が非常に高いため、リピート率の高い商品が開発できます」と自信を持つ。

 加工適性にも優れるため、錠剤、カプセルといったサプリメント形状だけでなく、飲料、ゼリー、一般食品などさまざまな剤形への応用も可能だ。

 食後の血糖値上昇抑制作用のほか、海外の研究では筋肉のクレアチン濃度を保持する効果も確認されておる、スポーツニュートリションとしても期待できる。長引くコロナ禍の中で、運動との併用による「コロナ太り対策」にも最適な原料だ。