NMN原料新たに3つの規格で上市/ILS

2025年5月1日

人気のNMN‐Dは実機生産によるサンプルの準備整う

 ILS(東京都千代田区、☏03-6811-6909)は、新たに純度99.0%以上の高純度NMNのラインアップを拡充し販売を強化している。

 同社では、「NMN」「NMN‐S」「NMN-D」の3つの規格を用意。特に国内製造品で使用しやすい「NMN-D」の問い合わせが増加しているという。

 「NMN-D」は、国内のGMP認証工場で、造粒している国内製造原料。造粒の際にかさ密度を上げることで製造時の操作性が向上しており、錠剤やカプセルを含むさまざまな剤形に使用しやすいため、クライアントの希望する用途に合わせやすいことから人気の高い原料となっている。同社では今月から実機生産によるサンプルの用意が整ったため、提案強化を図っていく方針だ。

 また、「NMN-S」はハイコストパフォーマンスタイプ。酵素反応による合成品で、製造時の純度は99.5%以上(規格は99.0%以上)に及ぶ。製造時のハンドリングに優れた安定性を有している点も特徴だ。

 一方、「NMN」は、化学合成法による原料となっている。同品はヒト試験も含む豊富なエビデンスを有しており、安全性に関しては、前臨床試験として急性毒性試験や90日間亜慢性経口毒性試験、復帰突然変異試験、CHO細胞株における染色体異常試験、マウスにおける染色体異常試験などを実施済みでである。また、大きな特徴として、かさ密度が0.6~0.8g/mLと通常のNMNと比べて流動性が非常に良く、安定性も問題ないことを確認済みだ。データなどを重視するクライアントにはぴったりの原料と言えるだろう。

 同社では、その他にもヘム鉄や豚肝臓エキスなども取り扱っている。


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