「生こうじあまざけ」に優れた酵素活性を確認

2021年10月8日

自社の米麹甘酒の成分を分析/Amazake Lab


 Amazake Lab(京都市上京区)は、同社が取り扱う米麹甘酒「生こうじあまざけ」に含まれる成分分析調査を実施。その結果、酵素活性が高く、グルコース含有量が多い、甘みの強い米麹甘酒であることが明らかになった。

 分析調査では、同社の非加熱・濃縮タイプの米麹甘酒「生こうじあまざけ #01Plain」と大手国内メーカーの加熱・ストレートタイプの米麹甘酒の成分を比較。

でんぷんを単糖類、二糖類等へ分解する酵素であるαアミラーゼ活性の分析では、同社の商品が1.32U/mL、37℃加熱にて2.22U/mL、 大手国内メーカーA社の米麹甘酒および37℃加熱にはαアミラーゼ活性が認められなかった。

 また、たんぱく質をアミノ酸に分解する酵素であるカルボキシペプチダーゼの活性については、同社の商品が0.05U/mL、37℃加熱にて 0.11U/mLであり、大手国内メーカーA社の米麹甘酒および37℃加熱では活性が認められなかった。

 そのほか、甘味成分である糖度、グルコース、スクロース、フルクトースに関しても有意に高い結果となっており、「生こうじあまざけ」が、酵素活性が著しく高く、またグルコース(ブドウ糖)含有量が多いため、米こうじ由来のでんぷん・たんぱく質分解酵素のはたらきをそのまま摂取でき、また、甘みが強いことはもちろん即効性のあるエネルギー源として優れている米麹甘酒であるとの見解を示した。

 同社では、今回の結果も踏まえ、日頃から体に気を使っている人に提案していきたいとし、既存の顧客だけでなく、新規の飲食業、スポーツジム、サロンなどへの提案もさらに強化していく方針だ。また、現在は、さつまいも「紅はるか」を使用した甘酒の開発なども進めている。


■合同会社Amazake Lab.

<URL>https://amazake-lab.com/

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