新技術製剤「ユニオーブ」の開発基地着工/三生医薬

2021年10月8日

三生医薬(静岡県富士市)は、2022年9月の完成を目指し、南陵工場敷地内に開発基地「Innovation Center(イノベーションセンター)」の着工を開始した。同センターを軸として新技術「ユニオーブ」の展開を積極的に進めていく。

イノベーションセンターは製剤加工技術開発や機能性研究、製剤技術を生かした新規用途開発などを行う開発施設で、世界に向けた発信拠点となる。

同社が“製剤の限界を超えた”と表現する新技術「ユニオーブ」は、既存の製剤が持つ弱点(配合成分や機能、用途に制限がかかる)を克服し、どのような成分でも配合可能かつ、幅広い用途に活用できる可能性を秘めた製剤として提案。さまざまな物質を封入でき、多様なニーズに応えられる「ユニバーサル(万能な)+オーブ(球体)」という意味を込めて、ユニオーブと名付けた。

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