ヤナギランエキス粉末の取り扱い開始/マンナックプラス

2021年12月10日

豊富な食品原料を取り揃えているマンナックプラス(東京都中央区、☎03・4500・7987)は10月から独自原料「ヤナギランエキス粉末」の取り扱いを開始している。

ヤナギランは欧州ではハーブティーの原料として親しまれ、前立腺疾患や炎症に対して用いられてきた歴史がある。前立腺疾患に対応する素材はホルモンバランスへの作用が一般的に知られているが、ヤナギランは含有成分のエノテインBによる抗炎症・抗酸化作用も確認されていることから男性だけでなく女性に対する訴求も可能な新しい尿対策素材として注目されている。

同社ではイタリアのEPOsrl社と独占販売契約を締結しエノテインB含有量を15%で規格化した原料を取り揃える。これまでに実施された試験では、国際前立腺特異的スコア(IPSS)の減少、残尿量の減少などが確認されている。同社代表の吉村亮太氏は「ノコギリヤシなど従来の前立腺改善素材との組み合わせや、クランベリーを組み合わせることで女性の頻尿対策の訴求を強化することもできる」と述べ、副原料と組み合わせた訴求が期待できる素材として提案を強化していく。

同社ではこの他にも卵殻膜パウダーなど、独自性のある原料を取り揃えている。

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