「ホワイトクルクミノイド」拡販へ/サビンサ

2022年4月4日

EFSAからノベルフードとしての承認を受ける

 サミ‐サビンサグループ(インド・ベンガルール)のオリジナル素材であるオフホワイト色の還元型ウコン抽出物「ホワイトクルクミノイド」がこのほど、欧州食品安全機関(EFSA)から、ノベルフード(新規食品)として承認された。

 「ホワイトクルクミノイド」は、秋ウコン由来のクルクミノイドを還元型(テトラヒドロクルクミノイド=THC)に変換し、95%の高純度で規格化した抗酸化素材。

 クルクミノイドは通常体内で代謝され、還元型のTHCに変換されることから、一般的なクルクミン製剤よりもバイオアベイラビリティ(生体利用効率)が高く、研究で大腸に対する有用性や優れた抗炎症作用などを明らかにしていることも特徴だ。  

 日本市場では、サビンサジャパンコーポレーション(東京都豊島区)が昨年、「ホワイトクルクミノイド」の肌に関するモニター試験を実施。シミや毛穴の改善、ホワイトニング作用、皮膚弾力性の向上などを確認した。こうしたデータをもとに、従来からの肝臓サポート分野に加え、美容分野での拡販にも努める。

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