「ボンオリーブ」の新知見をプレゼンで紹介/CBC

2022年4月15日

CBC(東京都中央区)はオリーブ葉由来ポリフェノール「ボンオリーブ」を取り扱う。骨の形成に関わる機能性があり、フレイル対策素材として注目度が高まっている。

 スペイン産のオリーブ葉から抽出したこの素材は、骨芽細胞の活性促進を臨床試験で確認しており、機能性のSRも実施している。機能性表示の例は「骨を形成・構築する細胞群の働きの促進」などがある。

ボンオリーブの特徴の一つに「オステオカルシン」の分泌活性への関与がある。オステオカルシンは骨の非コラーゲン性タンパク質の25%を占めるカルシウム結合タンパク質で、これまでに実施した臨床試験では「ボンオリーブ」を摂取し12か月でプラセボ群と比較して血中のオステオカルシンが32%増加していることが確認されている。

また、オステオカルシンは主に脳の海馬を活性化する物質として記憶力の維持に関与し、筋力のエネルギー効率を上げる働きなど人体における諸々の働きに大きく関わっていることが確認されている。そのためオステオカルシンの不足は人体の諸臓器の老化にも影響している。

これまで蓄積してきたエビデンスに加え、メディアで「若返り物質」として大きく紹介されたことで注目度が高まり採用件数を増やしている。

また、ネスレとの共同研究によって新たなエビデンスも確認されている。膝の痛みを有する55歳以上の男女118人を対象とした試験では、ボンオリーブ125㎎を一日2回、6か月間投与したグループとプラセボ群で比較したところ歩行時の痛みが顕著に低下した。

なお、同社は4月20日・21日開催の「健食原料・OEM展2022」に出展する。展示会期間中にはプレゼンテーションを実施し、ボンオリーブをはじめとするフレイルに対応した素材を紹介する。

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