アムラなどアーユルヴェーダ素材と市場を紹介

2022年5月10日

日印国交樹立70周年記念イベントでサビンサジャパンが講演

 日本とインドの国交樹立70周年を記念したイベントがインド大使館で開催され、サイエンスウィークとしてアーユルヴェーダの日に設定された4月26日、サビンサジャパンコーポレーション(東京都豊島区)の安達喜章テクニカルマネージャーが、アーユルヴェーダ由来ハーブをテーマに登壇した。

 安達氏は、同社が日本市場で供給している健食向け約80素材の中から、①ウコン抽出物「クルクミンC3コンプレックス」、②黒コショウ抽出物「バイオペリン」、③バコパモニエラ抽出物「バコピン」、④アムラ抽出物「サベリー」、⑤ギムネマシルベスタ抽出物、⑥サラシアレティキュラータ抽出物、⑦ツボクサ抽出物センテリン、⑧ターミナリアベレリカ抽出物、⑨ターミナリアアルジュナ抽出物、⑩アスパラガスラセモサス抽出物シャタバリ、⑪ジンジャー抽出物ジンジャードライ/ソフト、⑫トゥルシー抽出物の計12素材の特徴と日本市場で流通している配合商品をそれぞれ紹介した。

 また、一般社団法人日本アーユルヴェーダ学会の北西剛理事長は「科学領域におけるアーユルヴェーダの広がり」を論文の数をもとに解説。「アーユルヴェーダ」で検索したところ、1952年以降の70年で6665本の論文があり、2010年頃からその数は急増し、2021年は過去最多の627本の論文が投稿されていることを紹介した。

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