運動前後のシーンで提案/協和発酵バイオ

2022年6月9日

シトルリンとアルギニンの組み合わせで持続的相乗効果を発揮

 協和発酵バイオ(東京都中野区、℡03・6625・0480)は、スポーツ対応素材としてアミノ酸各種(シトルリン、アルギニン、グルタミン)の提案を行っている。

 その中でもシトルリンに関しては最も注力しており、多くの研究を行ってきたことで、幅広い機能が明らかになった。一酸化炭素(NO)の産生を促進し、血管拡張や運動パフォーマンス向上などの作用メカニズムが報告されている。特に血管、血流のサポートについて着目し、主な訴求点としている。

 シトルリン及びアルギニンについては、「運動前」摂取を重視した組み合わせ提案を行っており、「運動前」摂取で持続的に運動能力を発揮する素材であることを訴求している。シトルリンとアルギニンは一酸化窒素(NO)産生に欠かせないアミノ酸で、これらを組み合わせることで、持続的相乗効果を得られることがわかっている。

 一方、グルタミンについては筋肉痛改善や免役力を訴求し、「運動後」の摂取が効果的であることが明らかになっている。

 同社ではスポーツ向け素材の提案を長年行ってきたが、高齢者のロコモ対応商品に向けても提案している。

これらの素材はすべて米国工場で製造された高品質原料であり、顧客からの評価も高い。

 同社では、アミノ酸を用いて新たな研究にも取り組んでいる。

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