健食用カプセル、充填前に限り自主回収へ/クオリカプス

2022年6月22日

充填・出荷済みの製品は回収の対象外に

 クオリカプス(奈良県大和郡山市)は22日、同社ホームページ上で「健康食品用カプセル自主回収のお知らせ」と題した文書を公開し、内容物を充填する以前のカプセルに限り、自主回収する旨を公表した。回収期間は6月23日から3か月間としている。

 これによると、カプセルの成型時に離型剤として流動パラフィンおよび二酸化チタンを使用していたが、これが食品衛生法で規制される食品添加物の目的外使用に該当すると判断され、管轄する郡山保健所の指導のもと、充填前の空カプセルを対象に自主回収を決定したという。すでに充填済みのカプセル(出荷後の製品も含む)については「(保健所から)対象外とのご意見をいただいた」としている。流動パラフィンおよび二酸化チタンは一部の食品および医薬品での使用が認められており、摂取しても健康への悪影響はないという。

 回収の対象となるのは以下の3製品。

・健康食品用ゼラチンカプセル QUALI-G-N

・健康食品用HPMCカプセル QUALI-V-N

・健康食品用HPMCカプセル QUALI-V-S

クオリカプスでは、6月中旬に取引先の受託製造企業などに対し、同社が製造するハードカプセルの添加物に疑義が生じ、出荷・受注を一時停止する旨を告知していた。

本紙が6月16日に行った取材では「(出荷後の最終製品に遡って回収が必要となるか)保健所の判断は2週間程度で判明する」「疑義のある添加物の詳細や混入の原因などは答えられない」としていた。