リンゴ抽出物が機能性表示で伸長/BGG Japan

2022年6月24日

抗肥満と美容のダブルヘルスクレームが可能

 BGG Japan(東京都中央区)は、未完熟のリンゴ果実からリンゴポリフェノールを高純度に抽出・精製したオリジナル素材「アップルフェノン」を供給している。ダイエットと美容関連のダブルヘルスクレームが可能なこと、機能性表示食品での受理実績、イメージの良いリンゴ由来であること、豊富なエビデンス、使いやすい価格などが支持されるとともに、水溶性や優れた安定性といった物性を生かし、サプリメントのほか一般食品、菓子、乳製品、飲料、ゼリーなど幅広い用途に提案していく。

 成熟したリンゴの約10倍のポリフェノールが含有されている未完熟リンゴ由来の同素材は、リンゴ由来プロシアニジンを18.4%以上で規格。リンゴポリフェノール(リンゴ由来プロシアニジンとして)を機能性関与成分に同素材600mg/日配合で、「BMIの減少」「体重の減少」「体脂肪の減少」「内臓脂肪の減少」「ウエスト周囲径の減少」「腹部総脂肪の減少」といったヘルスクレームが可能。BMIについては300mg/日の少量摂取での届出受理実績を持つほか、「肌(紫外線刺激からの保護)」の表示にも対応する。

 また、同社ではこのほか、ヘマトコッカス藻由来の高濃度天然アスタキサンチン原料「アスタザイン」を展開。認知機能(9㎎/日)をはじめ、アイケア・肩や腰の負担(6mg/日)、肌の潤い(3mg/日)といった機能性表示で受理実績を持つ。また、ルテインやビルベリーなどもラインアップしており、機能性表示対応素材としての提案をさらに強化していく。