岡山県産モリンガ9月から供給本格化/ヒューマン・ヘルス

2022年7月13日

ヒューマン・ヘルス(岡山市北区)では岡山県産のモリンガを加工した原料および食品の製造販売を行っている。

 同社のモリンガは岡山大学や行政との協力事業「モリンガ環境プロジェクト」で栽培されたモリンガを使用している。豊富な栄養素を含み、健康食品の原料として利用されているモリンガはCO2に対する高い吸収力も注目されている。この事業では、耕作放棄地を活用したモリンガの植樹を行い、食品としての利用だけでなくCO2削減や地域産業活性化といった効果も期待されている。

今年は2万本を植樹し、2030年までに100万本の植樹を目標としているという。

 同社ではモリンガを使用したパウダー、バー製品、お茶といった食品を展開し、スポーツジムや美容関連の店舗で販売されている。

また、今年9月からは粉末原料の供給も本格的に開始する予定。年内中の機能性表示食品としての届出も目指しており、健康訴求に加え環境にも配慮した高付加価値の食品原料として注目の素材だ。

 

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