スタンド型アルミパウチ「スマートパック」に注力/VIVID

2022年8月3日

機能的かつ独自性の高い形状で高い人気

 VIVID(横浜市都筑区、 https://vividcorp.jp/ )は、独自のスタンド型アルミパウチ「スマートパック」【写真】および三方シールを用いたゼリー、飲料などの受託製造を行っている。

「スマートパック」は、機能的かつ独自性の高い形状が顧客から高く評価されており、国内外ともに引き合いが増えているという。欧米などでは人気の高い剤形だが、国内のOEMメーカーでは同社が唯一「スマートパック」の製造ラインを導入しており、長年にわたる試行錯誤を経て安定した品質と生産性を実現した。

機能的かつ独自性の高い形状が顧客から高く価されており、美容、スポーツニュートリション、エナジー飲料など幅広い分野で実績を重ねてきた。

「スマートパック」の特徴は①底面にマチがあるため店舗の棚などに立てたまま陳列できること、②飲み口を手で千切るだけで容易に摂取できること、③飲み口を切り離さずに開封できるため、ゴミが出ないこと、など。

飲み口の部分は角型と丸型の2種類を用意しているが、顧客の要望があればオリジナルの型を製造することもできる。

容量は10~70gを充填でき、24時間体制の製造ラインによって約6万包/日が製造可能。

 一方の三方シールは、5~30gに対応。「スマートパック」と同じく長年の製造実績により高い品質を実現しており、昨今のコロナ禍においても根強い人気がある。

 いずれも商品コンセプトの立案から原料の選定、処方設計、味付け、パッケージデザイン、最終製品化までワンストップでのOEMを強みとし、小ロット(最低1万包~)の製造にも対応する。

 OEM供給のほか、オリジナルブランド「HIGH‐TEN」シリーズの販売にも注力。ドーパミンの分泌促進効果が期待されるマンゴー葉エキスやムクナエキスをはじめ、ロディオラロゼア、α‐GPC、乳酸菌生産物質などを配合し、アスリートやスポーツ愛好者の集中力やパフォーマンス向上を訴求している。

 同社本社工場では、このほどISO22000認証を取得したほか、現在は健食GMPの取得準備も進めており、今後は海外市場での拡販を一層強化していく考えだ。

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