厚労省、クオリカプス問題「廃棄等の行政措置必要性なし」

2022年8月10日

厚労省、クオリカプス問題で奈良県に回答「廃棄・回収の行政措置の必要性なし」

 8月9日、厚労省はハードカプセル大手「クオリカプス」(奈良県)の違法添加物混入問題で「廃棄・回収等に係る行政措置を執る必要性なし」との回答を奈良県に伝えた。

 厚労省がこの問題で公的に回答するのは初めてとなる。

 クオリカプス社の充填後のカプセル問題については当初、管轄の郡山保健所及び厚労省が各地の保健所の判断を仰ぐことを基本としていたが、メーカーの一部が管轄の保健所で流通を止められるケースも相次ぎ、問題となっていた。

 8月5日に奈良県は充填後のカプセルについて「健康上の危害を生じるおそれは極めて低いと考えられ、これらの廃棄、回収等に係る行政措置を執る必要はないと考えるが貴省(厚労省)の見解を伺いたい」と回答を求めた。

 その後、同9日に厚労省は奈良県側に「貴見のとおり。なお、引き続き同社に対し、適切な指導を実施されたい」と回答した。