マリーゴールドなど新たに2素材の届出が進行中/マンナックプラス

2022年9月13日

原料開発、届出支援などのサポート事業も拡大

 食品・化粧品素材を豊富に取り揃えているマンナックプラス(東京都中央区)では機能性表示食品制度に対応した原料の供給や届出に必要な各種手続きのサポートも提案している。

同社では現在「ブロッコリー種子エキス末」「HMBカルシウム」「三七人参サポニン濃縮エキス」の3素材を機能性表示対応素材として提案している。同社独自原料であるブロッコリー種子エキス末は「健康な中高齢者の健常域でやや高めの血中ALT値(肝臓の健康状態を示すマーカー)を下げる機能」「肌の乾燥が気になる方の肌の水分量を高める機能」という2つのヘルスクレームが表示可能だ。

 また、「自立した日常生活を送る上で必要な、筋肉量及び筋力・筋持久力の維持に役立つ機能」のヘルスクレームが表示できるHMBカルシウムは高齢者のフレイル対策素材としても注目の素材。

 田七人参サポニン濃縮エキスは「運動後(ジョギングや自転車、スポーツなど)に摂取した食事による血糖値の上昇を抑える機能」が表示可能でこれら3素材のSRも提供している。同社ではこの他にも機能性表示に対応した素材を増やしており、マリーゴールドやローズマリーエキス末による届出も行っている。

 また、原料の提案だけでなく機能性表示食品の届出サポートをはじめ、原料メーカーと機能性表示食品制度に対応した原料の共同開発、SRの作成・届出代行など幅広くサポートが可能。グループ会社によるアンケート調査も可能で、商品開発の入り口となるデータ収集業務も行う。

 最近では、睡眠測定サービスを行う学発ベンチャーと協力し脳波測定のサービスも開始した。これにより睡眠関連の素材開発におけるデータ収集も可能となった。

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