カムカム原料に注力/サンシントレーディング

2022年9月29日

サンシントレーディング(愛知県小牧市、0568・72・3998)は南米原産の健康食品原料商社として多数ラインアップしているが、フルーツ由来の原料についてもカムカムを筆頭にアサイー、ガラナ、ノニなど各種揃えており、提案強化している。

カムカム(ペルー産)については現在、SDパウダー(スプレードライ)、FDパウダー(フリーズドライ)を取り扱っている。

SDパウダーは総アスコルビン酸7・5%以上で、ペルーの自社工場(GMP、HACCP、有機JAS取得済み)で製造し、高品質品として提供している。カムカムはビタミンC高含有の代表的なフルーツで、国内では市場認知度も高まってきたため、引き合いは常にあり、供給量も順調だ。

アサイー(ブラジル産)についてはSDパウダー品を揃える。アントシアニンなどのポリフェノール類が豊富に含まれており、認知度も高い。スムージーなど粉末飲料などでの採用が多い。供給量も順調だ。

ガラナ(ブラジル産)はパウダータイプとエキス末(4:1)の2種類を揃えている。強壮素材としてよく知られているが、需要が高く、同社としても期待の大きい素材だ。

ノニ(ペルー産)についてはパウダータイプを取り扱っている。タンパク質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなど栄養分が豊富に詰まったスーパーフルーツで、一定の需要があり、堅調な動きを見せている。

昨今は輸入品高騰化問題の煽りを受け、同社の取り扱う南米原料もすべて影響を受けている状況だ。顧客への影響を考慮し、この問題に真摯に向き合い、それら対応に努めながら、従来通りの品質を維持し、提供していく方針だ。