機能性表示食品4000件突破

2021年4月30日

制度開始から6年、末端市場は3000億円突破

消費者庁は4月28日、新たに22製品を機能性表示食品として受理・公表。これによって通算の受理件数は4001件となり、制度開始から6年間での4000件突破となった。

4000件目に受理されたのは、アサヒグループ食品の「濃ーいブルーベリー アイクリア」【写真】。同品はルテイン、ゼアキサンチンを機能性関与成分に「眼の黄斑色素量を増加する働きがあり、くっきりと見る力(色コントラスト感度)の改善やスマートフォンやパソコンなどから発せられるブルーライトなどの光刺激からの保護により、眼の調子を整えることが報告されています」と表示する。

「ヘルスライフビジネス」4月15日号では、令和2年度(2020年4月1日~21年3月31日)における機能性表示食品の市場規模を3190億円と推算したが、長引くコロナ禍によって消費者の健康ニーズは依然として拡大しており、今後も一層の市場拡大が期待される。なお、「ヘルスライフビジネス」5月1日号では、ドラッグストアなど小売店のPOSデータから見る「2020年機能性表示食品売り上げランキング」を特集する。

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