欧州などで4億円誇る鉄分補給サプリが日本に/シンセシット

2022年10月19日

来年、スイスから日本に上陸へ

 欧州と北米のECサイトと通販ルートを通じ、年間販売実績300万ドル(約4.1億円)の鉄分補給サプリメントを開発したスイスの企業が、2023年に日本上陸を目指す。

 上陸を公表したのは、国際的な研究開発・製造企業のSynthesit(シンセシット)(本社:スイス・ジュネーブ)。商品は、創業者が2005年から5年間にわたり科学研究所のCERNやジュネーブの科学者とともに、ヒトが服用できる鉄の分子の研究・開発によって誕生。2020年から。欧州と北米のECサイトと通販を通じ販売を開始した。

 日本での普及を計画している鉄分補給アプリメントは、体に酸素を運ぶ役割を担い、酸素の供給が増えることで、持久力の向上や回復などが期待できるとして、学生、ビジネスパーソン、アクティブシニアの日々の健康ケアやアスリートなど、スポーツ愛好家にも利用されているという。

 同社では、「今年から、さらに効果が得られるよう治験も始めており、健康への関心が高まる日本は重要な市場の一つ。今後数年以内に量産を予定し、スポーツ分野をはじめカウンセリング機能を持つ販売ルートでの取り扱いも検討したい」と話している。

 日本での発売を前に代理店や販売ルートの話し合いを始め、日本国内での販売をスタートさせる予定だ。

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