発酵NAG、低用量での機能性表示に対応/プロテインケミカル

2022年10月26日

摂取量300mg/日で「膝関節」のSRを提供可能

プロテインケミカル(東京都千代田区、http://www.prochemi.co.jp/ )は、機能性表示対応の関節サポート素材として「発酵N‐アセチルグルコサミン(NAG)」および「発酵グルコサミン」を供給している。

「発酵NAG」は、今年4月に日本水産(東京都港区)が保有する特許の独占ライセンス契約を締結したため、一日当たり摂取量200~400mgという低用量での機能性表示が可能となった。

すでに「歩行や階段の昇り降り時における、ひざ関節の悩みを改善することが報告されています」とのヘルスクレームでシステマティックレビューを完了しており、摂取目安量は一日当たり300mgと設定している。

本ライセンスの締結により、従来よりも少ない粒数や製造コストでの製品化が可能となったことで、大手企業を含め新規の引き合いが急増しているという。

一方の発酵グルコサミンは「膝関節の可動性(曲げ伸ばし)をサポートし、膝の不快感をやわらげることが報告されています」などのヘルスクレームで受理実績を積み重ねており、供給量を順調に伸ばしている。近年は「メイドインジャパン」のグルコサミンとして中国をはじめ海外市場での販売も好調だ。

発酵NAG、発酵グルコサミンいずれもエビ・カニを由来としないためアレルギー表示が必要なく、原材料名に「国内製造」と表記できること、抽出溶媒を使用しないため製造時の環境負荷が少ないことも大きなメリットとなっている。