ラメラ構造など特徴的な乳化法を提案/皮膚臨床薬理研究所

2023年1月10日

自社独自の特許技術を展示会でもアピール

 皮膚臨床薬理研究所(東京都渋谷区)では自社独自の特許技術を用いた特徴的な化粧品製造を行っている。

 同社の代表的な技術は国内外で特許を取得している「ラメラテクノロジー(登録商標)」という乳化技術だ。従来の乳化技術を用いた製品は油分が粒子状となっているのに対し、ラメラ構造の製品は水の層と油の層が交互に重なる構造となっている。この特徴的な構造で肌になじみやすくなり、高い保湿力と持続力を持つ。また、経皮吸収度も粒子系のクリームと比較して2倍であるというデータもある。

 この他、パラベン、フェノキシエタノールなどの防腐剤を配合しない特許技術「PF可溶化技術」は防腐剤フリーの化粧水が製造可能。油溶性原料等を分散させることで防腐・防黴効果を得る事が出来る。透明な化粧水の製造が可能となり、同社では自社独自の技術による化粧品のベース技術で製品へ付加価値を提供することができる。

 この他にも「非水乳化」「ナノ乳化」などの技術で様々な化粧品の製造に対応している。

 大ロット~小ロットの製造にも対応し、最近は小ロットでの依頼も増えているという。これから化粧品事業に参入するような企業であっても、処方の段階から親身になって化粧品作りをサポートすることから、新規の化粧品製造依頼も増えている。

 また、同社では自社で製造可能な製品や技術を展示会でも広くアピールしている。1月11日から13日の期間に開催される「化粧品開発展」にも出展する【小間番号7-11】。