社会情勢に基づいた上市目立つ/2022年新製品まとめ

2023年1月13日

アフターコロナに向けた製品開発も活発化

2022年本紙では、機能性表示食品をはじめ、67品の新製品を紹介した。その訴求もさまざまで、フェムテックやスリープテック、CBDやNMNなど社会情勢や市場のトレンドに基づいている傾向が窺えた。最近では、アフターコロナに向けて企業の製品開発も活発化しており、2023年の新製品にも期待が高まっている。昨年上市した新製品の傾向を専門家の意見とともに紹介する。

女性向けや睡眠向け製品活発化

本紙で昨年一年間に紹介した新製品を見ると、プロテイン粉末飲料のようなドリンク、グミやチョコレート、アイスをはじめとしたおやつのような新製品が多く目立った。また機能性表示食品においても「ぎゅっとGABA きらきらケール(日本山村硝子)」のような生鮮食品が上市するなど、サプリメント以外の剤形が注目される傾向となった。

 昨年は、フェムテックやスリープテックといった訴求が多く話題となり、12月15日号で行った「本紙が選ぶ話題商材ランキング」においても4位と5位に位置付けられるなど、注目が集まった。それに伴って新製品においても女性向け製品や睡眠向けの製品が多く見られた。あしたるんるんラボ(東京都渋谷区)では、好評中の貯蔵鉄を使用した鉄分サプリメント「女子のおまもりサプリ フェリチン鉄」を腸溶性コーティングタイプに改良するなど、以前から販売していた製品をトレンドに合わせて改良する動きも見えた。睡眠商材においても、「睡眠の質を改善(起床時に疲労感を軽減)」といったヘルスクレームで「睡眠改善(森永乳業)」、「深休源(ハーバー研究所)」など機能性表示食品の上市が見られた。

・・・・・・・全文は「ヘルスライフビジネス」1月1日号(電子版・紙版)にてご覧ください。

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