機能性表示食品の韓国産「GABAパプリカ」/ユニオン

2023年2月21日

日本のパプリカ消費拡大のきっかけに

  GABAパプリカ

青果物の輸入卸販売を行うユニオン(神戸市中央区:union-will.jp)は、韓国産のGABAパプリカを販売している。同品は、パプリカに含まれるGABAを機能性関与成分に、「血圧が高めの方」に向けた生鮮食品の機能性表示食品として昨年11月に届出受理された。

「GABAパプリカ」は、韓国のパプリカにおいてトップサプライヤーである農産貿易と共同開発されたもの。厳格な生産管理によって品質の高さに定評があり、実の大きさや甘みが特徴だ。

パプリカはビタミンCを豊富に含み、100g当たりのビタミンC含有量は150~170㎎を含有。また、厚い果肉を持つパプリカは加熱してもビタミンCなどの栄養素が壊れにくく、ビタミンEも多く含み、オリーブオイルなどと調理することでβ‐カロテンの吸収率をより高めることができるという。

現在は大手量販店で販売しており、さらなる販路拡大も視野に入れている。

同社の森脇氏(営業第3部サブマネジャー)は、「日本では、パプリカは彩りの目的で使用されることが多く、一日の摂取量が少量であることがほとんどです。一方で韓国ではりんごのように一日一個を丸かじりする人もいます。この製品を通じてパプリカの持つ健康機能や美味しさ、食べ方を周知し、国内のパプリカの消費量拡大のきっかけになれば」とコメントしている。

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