クリルオイルの国内提案強化/アーケル・バイオマリン・ジャパン

2023年3月8日

 アーケル・バイオマリン・ジャパン(東京都港区)では自社のクリルオイル原料を健康食品から一般食品まで幅広く提案している。

 親会社のアーケル・バイオマリンは日本で10年以上クリルオイル原料を供給してきた実績がある。昨年日本法人のアーケル・バイオマリン・ジャパンを設立してからは同社が国内での販売提案を強化している。主力素材は「SUPERBA(スパーバ)ブースト」「SUPERBA2」を展開。クリルオイルに含まれるオメガ3の健康効果だけでなく、その他の成分にも注目が集まっている。

 同社最高マーケティング責任者の後藤将哉氏は「クリルオイルはリン脂質型のDHA・EPAの他にリン脂質、コリン、アスタキサンチンが豊富に含まれている。脳や目、肌、関節などに対する働きが明らかになり、素材としての可能性が注目されている」と話す。

 クリルオイルは含有成分による機能性だけでなく、他の素材と組み合わせることで素材の吸収性を高める働きも大きな特徴。リン脂質の乳化力は油の吸収促進になるためCoQ10やルテインなどの脂溶性成分との相性も良く、これらの素材と組み合わせた商品への採用も期待されている。

 原料となる南極クリルは南極海で膨大な量が生息しているためクリルオイルは安定供給可能でサステナブルな素材であることも特徴だ。

 また、同社では4月25・26日に開催される「健食原料・OEM展2023」に出展し、クリルオイルのリン脂質をテーマに企業プレゼンテーションを実施する。

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