受理実績拡大へ届出サポートも充実/リコム

2023年3月20日

 リコム(東京都豊島区)では「シャンピニオンエキス」や「キトグルカン」など、キノコ由来の機能性素材を開発・供給している。

 マッシュルーム抽出物 「シャンピニオンエキス」は同社オリジナルの機能性素材。ウェルシュ菌などの腸内細菌によって産生される腸内腐敗産物のアンモニア、インドール、スカトール、硫化水素などを減少させる働きがあり、口臭や体臭、便臭といったニオイに対するエビデンスを持つ。

 機能性表示食品としては「腸内腐敗産物として知られているアンモニア、p-クレゾールを減らすことで、腸内環境を良好にする」というヘルスクレームで届出が受理されている。昨年からは自社商品「シャンピニオン爽粒」をアマゾンで販売開始。消費者認知度も高まり販売数も増えているという。

  同社営業管理部部長・高岩和好氏は 「腸内環境に対する作用機序が注目され問い合わせが増えている。今後マスク着用の機会が減っていく中で気になるニオイ対策素材として需要増加が期待される」と話す。

 この他、エノキタケ抽出物「キトグルカン」はヒト臨床試験によって腸管での脂質吸収抑制、体脂肪分解促進、体脂肪(特に内臓脂肪)減少作用を確認。「肥満気味な方の、内臓脂肪・体重・BMIを減少させる機能」というヘルスクレームで受理実績があり、キノコ由来のイメージの良さも相まって注目度が高い。 最近では機能性表示食品に対応した素材として2素材とも引き合いが増えているという。同社では届け出受理を目指す企業向けのサポートを充実させ、SRの提供や関与成分の分析、届出に必要な書類の作成サポートなどを行っている。


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