約6割以上が春先のダルさを実感/森永乳業

2023年3月22日

特に「大腸」が不調な人は約8割が「春ダル」に

森永乳業(東京都港区、☎03-3798-0111)は、16歳から65歳までの男女1000人を対象に、春先に感じる不調に関する実態調査を行った。

その結果、約6割が春先の心身の不調である「春ダル」を感じており、特に3月と4月は1年で最も心身の不調を感じやすい時期であるとされた。「春ダル」とは、春先に感じる心身の疲れやダルさ、気分の落ち込みなどを指す言葉で、寒暖差や生活環境の変化などで自律神経が乱れることが原因であるとされている。同じような言葉に「春バテ」があるが、「春バテ」が身体面からくる不調のニュアンスがあるのに対し、「春ダル」は主に精神面からくる不調を現す言葉として用いられている。

中でも女性はよりこの「春ダル」を感じやすく、特に大腸に不調を抱える人は他の人に比べて「春ダル」率が約8割を超えていることがわかった。「春ダル」の具体的内容は、「心身の疲れやだるさ」「やる気が出ない」といった悩み。しかし、こうした「春ダル」を感じても約半数以上が対策を行っていないことが明らかとなった。

小林メディカルクリニック東京院の小林暁子院長によると、自律神経の乱れは全身の不調につながることがわかっている。自律神経を整える方法はさまざまあるが、中でも直接かつ間接的に影響する腸内環境を良好に保つことが土台になると考えられている。そのため腸内環境の改善、特に「大腸」に意識していくことが大切とコメントした。

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