「ヤクルト1000」新CMに村上宗隆選手を起用

2023年3月30日

売上好調で来春にも新工場操業へ

ヤクルト本社(東京都港区)は、機能性表示食品「ヤクルト1000」の新テレビCMに東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手を起用し、3月23日から放送を開始した。

新CMでは、村上選手が野球に対する思いを語りながら、「一時的な精神的ストレスの緩和」「睡眠の質向上」といった「ヤクルト1000」の機能性を訴求する内容となっており、CMのラストには「最先端の乳酸菌研究から誕生した商品」との思いを込め「科学するヤクルト」のメッセージを挿入した。

「ヤクルト1000」は、2021年4月の全国発売以降、右肩上がりに売り上げを増やしており、今年2月に発表した第3四半期決算によると1日当たりの販売本数は196万本となっている。

こうした需要増加に対応すべく、このほど「ヤクルト1000」および「y1000」を製造する生産子会社として「株式会社富士小山ヤクルト工場」を設立。来年3月の操業開始を予定する。

CMに起用された村上宗隆選手は、昨シーズンのセントラル・リーグ三冠王(首位打者、最多本塁打、最多打点)を史上最年少の22才で獲得。3月に開催された「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」では準決勝のメキシコ戦でサヨナラ打、決勝の米国戦で同点弾を放つなど、「侍ジャパン」の世界一に貢献した。

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