【カシス原料】手足の冷えが有意に減少/明治フードマテリア

2023年4月4日

全身の疲労に対しても改善傾向見られる

明治フードマテリア(東京都中央区)が取り扱う「カシスポリフェノール(AC10)」はアイケアや肩こり改善、注意・集中力改善、クマ改善といった様々なエビデンスを蓄積している。多くの女性の悩みでもある冷え改善についても体感性が優れていることが注目されている。 

 素材自体の味に対する評価も高く、サプリメント形状以外でも採用が拡大。コンタクトレンズ製造のパイオニアであるメニコン(愛知県名古屋市)のアイケア商品「めにグミカシス」にも採用された。

 最近では同商品を用いた体感性試験に関する論文が「食品と開発」Vol58に掲載された。試験では同製品を7日間、15時~18時の間に5粒/日摂取してもらい、「手足の冷え」「肩から首のこり」「眼の疲労感」などを調査した。

 その結果、摂取一日目の段階で「手足の冷え」が有意に減少し、7日間の連続摂取後には「肩から首のこり」「眼の疲労感」「首および頭部の疲労」「腰の疲労」の項目で有意に減少。さらに「全身の疲労」「頭(脳)の疲労」においても改善傾向が見られた。

 これまでの試験では手や肩に負荷をかけた状態でのデータを蓄積していたが、今回の試験では被験者に特段負荷をかけることもなく有意な体感が得られた。同社では、ドリンクや粉末とは異なるグミという固形であったために胃の中に長く滞留したこと、カシスに含まれるアントシアニンが胃から吸収されることが今回の結果の要因と予想している。

 同社ではこれらの優れた体感性から、女性の悩み対策の商品向けにも提案を進めている。

↓↓↓ 購読(電子版・紙版)のお申込みは以下よりお願いします ↓↓↓

ヘルスライフビジネス|株式会社ヘルスビジネスメディア (health-mag.co.jp)

関連記事