免疫表示「ディアレプラス」今冬発売、原料供給も注力/キユーピー

2023年7月5日

関与成分の独自素材「酢酸菌GK‐1」積極的に提案へ

 キユーピー(東京都渋谷区、℡03-3486-3086)は、「免疫機能の維持に役立つことと、花粉、ホコリ、ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減」のヘルスクレームで注目されている「ディアレプラス」【画像】を今冬に発売する。関与成分である独自素材「酢酸菌GK‐1」の供給準備も進めており、各方面へ積極的に提案していく方針だ。

 醸造工程で酢を産出する酢酸菌は、免疫細胞活性化のスイッチとも呼ばれる「TLR2」ならびに「TLR4」の両方を押すことができるユニークな菌体で、同社ではこれまでに、酢酸菌摂取による花粉症症状改善など、多くのエビデンスを蓄積してきた。

 今回受理された「ディアレプラス」は、「免疫機能の維持」だけでなく、「花粉」の文言が使用されている唯一の免疫機能性表示製品であり、他の免疫表示製品と比較した際、関与成分の違いとともに注目される大きな差別化点となっている。

 従来品のリニューアル版として、今冬に 通販限定で発売予定。

 原料供給にも注力していく。

 酢酸菌GK‐1は死菌体で発酵由来の風味も僅かなため取り扱いやすく、サプリや、飲料などさまざまな剤型に配合が可能。配合や処方の相談・サポートなど、顧客の要望に寄り添った対応体制も整えている。

担当者は「長年の研究から、酢酸菌の持つ多数の機能性が明らかになってきました。乳酸菌との併用で酢酸菌単体摂取時よりも高いマクロファージ活性効果があらわれることなども分かっています。とてもポテンシャルの高い素材だと思いますし、酢酸菌の持つ幅広い可能性をもっと発信していきたいです」と話し、さらなるエビデンス研究、商品・原料販売の展開を今後さらに進めていく。

免疫の機能性表示第3弾として注目されている「ディアレプラス」