GLART/台湾産ベニクスノキタケに注力

2023年10月6日

肝臓の機能性表示表示も視野に

 GLART(神奈川県大和市)は、肝臓サポート素材として台湾産のベニクスノキタケエキス末「アントロマックス」を供給している。

 台湾で機能性キノコの王様と呼ばれるベニクスノキタケ。その見た目から“森の宝石(ルビー)”とも呼ばれ、非常に希少価値が高く、何世紀も前から台湾の原住民が酔い醒めや滋養強壮のために愛用してきたという。

 「アントロマックス」はベニクスノキタケに含まれる有効成分アントロディンAを0.2%以上、DMBを0.035%以上で規格。In vivo試験で中性脂肪と肝機能の改善、抗酸化作用を確認しているほか、定期的な飲酒習慣があり肝機能の数値がAST値51%以上、ALT値31%以下の人を対象にした12週間の臨床試験ではプラセボ群と比べて、「アントロマックス」摂取群はAST値が9.8%改善、ALT値が15.2%改善した。

 GLARTでは、肝臓保護250mg/日、アルコール代謝200mg/日を推奨し、アフターコロナで飲酒機会が増える中、差別化素材として引き合いが増えている。なお、定期的な飲酒習慣のある人への血中ALT値改善に関する機能性表示も視野に入れており、現在届出準備を進めている。