新CEOに山田リフトン真由美氏/メイプロG

　メイプロ・グループ（ニューヨーク州パーチェス）は、山田リフトン真由美（メイ・ヤマダ・リフトン）COOが新しい最高経営責任者（CEO）に就任したことを発表した。

　山田リフトン氏【写真】は、ファイザーでの13年間を含む20年間を製薬業界で過ごしたのち、2021年、メイプロの最高執行責任者COOに就任。コロンビア大学ビジネススクールでMBA、マサチューセッツ工科大学と東京大学で2つの学士号を取得しており、Women in Nutraceuticalsのメンターシップ委員会の共同委員長も務めている。
　本社で行われた就任あいさつでは、「アジアからの移民でありながら、ゼロから大企業を築き上げた父の素晴らしい業績をとても誇りに思います。アジア系アメリカ人の女性CEOとして、父の意志を継いでいきたいと思います」と決意を述べた。

　前CEOで創業者の山田 進（スティーブ・ヤマダ）氏は会長に就任した。同氏は、業界リーダーらによる会合・NBJ Summit Meetingにおいて、業界最高峰のアワードとも言われる”NBJ Life Time Achievement Award”を十数年前に授賞。また、AnaheimのNatural Foods EXPOでは、最優秀PBIに授与されるNutrAwardを4つ授賞している。今後は、メイプログループの特別プロジェクトを監督し、グループのアジア事業の発展をサポートしていく。

　山田会長は「メイプロを次の成長段階へと導くために、メイがその豊富な企業経験と技術革新の経験を生かしてくれることを大変嬉しく思います。メイと共に、私たちは起業家精神を発揮し、人類に健康と幸福をもたらし続けます」とコメントした。

　なお、日本法人のメイプロインダストリーズ（東京都文京区）については、栗原崇彰氏が引き続き代表取締役社長を務める。