「THE PROTEIN」120以上の商品展開で売上伸ばす/武内製薬

2024年2月9日

OEMは素材仕入からパッケージデザインまで一貫管理

化粧品や健康食品のD2C及びOEM事業を行う武内製薬(東京都品川区:takeuchi-md.jp)では、自社プロテインブランド「THE PROTEIN(ザプロ)」を展開し、プロテインの受託製造にも力を入れている。

「ザプロ」はアスリート、女性、ナチュラル志向、子どもなどさまざまなターゲットに向けて多様な処方、他にないフレーバーで商品を展開。現在120商品以上を取り揃え、ネット通販を中心に売上を伸ばす。ユーザーファーストを大切にSNSなどからの顧客の声を分析、ニーズを商品開発に落とし込んでいるという。

同社の代表取締役・小倉由渡社長は、「『ザプロ』は、“楽しめない人がいない“ プロテインのユニセックスブランドを目指し展開しています。スポーツアスリートや企業や地方自治体とのコラボなどを通して、ブランドの認知拡大に向けて取り組んでいます」と話す。

一方OEMでは、あらゆる原料を用いたさまざまなプロテインの製造実績を持ち、これまで粉末だけでなく飲料、プロテインバー、スープなども幅広く対応している。素材の仕入れから処方、研究、製造、充填、パッケージデザイン、ご要望があればマーケティングサポートまで一貫して対応する体制を整えていることから、高品質かつ利益率の高い商品を製造できることが強み。

開発では、原料×フレーバーの組み合わせによる、美味しさにこだわったプロテインの製造を得意としている。本社にはラボが併設されており、試作などもスピーディーに対応する。他社と比較しても選んでもらえる自信があるからこそ、試作は基本的に何回でも無償で対応しており、顧客の満足度も高い。

小ロット(500㎏)からの対応も可能。

また、社内にデザイナーがいるためパッケージデザインにこだわりたい顧客からの評価も高い。ご要望があればランディングページのデザイン作成なども相談可能だという。

こうした一貫管理による柔軟でスピーディーな対応が顧客から評価され、受託件数は好調に増えている。