国産原料の青汁製品を展開/百年生物化学研究所
2024年2月28日
受託加工メーカーとして40年以上の歴史を持つ百年生物化学研究所(岩手県一関市)は青汁原料の受託加工を行っている。受託加工では、殺菌~分包までの工程に対応する設備を揃えており、一貫した生産体制を完備している。その量は年間で数十トンに及び、依頼の多い大麦若葉の他、最近ではモリンガ、桑の葉、長命草(ボタンボウフウ)の加工も増えているという。
殺菌工程では、素材の特性に合わせた条件下で殺菌加工を行い素材のダメージを最小限にとどめている。また、粉砕加工では自社独自の技術によって摩擦熱を発生させず低温の状態で素材を微細粉末化させる。穀物など油分の多い素材や繊維質の多い葉物など粉末化が難しい素材にも対応している。
この他、比重が異なる素材を均一にブレンドする技術や焙煎などの加工には熟練の職人が携わり、最近では焙煎工程を加えた焙煎青汁の需要も増加している。
受託加工の他、同社では「青汁効果」「大麦若葉青汁」などの自社商品も販売している。同社の青汁製品は鹿児島県で契約栽培された大麦若葉を100%使用し、素材にこだわる消費者からの引き合いが多い。高齢者層に限らず、近年は若い世代の女性ユーザーまで消費者層が拡大。定期購入も多く、食事前後に手軽に飲める青汁として人気を集めている。
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