独自技術コーティングビーズで提案強化/信和薬品
特許を持つ乳酸菌〝ラブレ〟も免疫機能や肌、ストレス、睡眠のエビデンスで提案
健康食品の販売、受託製造およびOEMを行う信和薬品(富山県富山市、☏076-465-7755)は、経口摂取後の溶出挙動をコントロールできる独自技術「コーティングビーズ」と特許を持つ乳酸菌「ラブレ」の提案を積極的に行っていく。
「コーティングビーズ」は、2種類以上の顆粒混合物で機能成分の有効血中濃度をコントロールすることを目指した加工技術だ。機能成分をビーズ状に加工する際に、コーティングの種類や膜厚、ビーズの割合をそれぞれ調整し、溶出挙動の異なる2種類以上のビーズ(早く溶出するビーズと遅く溶出するビーズ)を混合することで、吸収しにくい素材は時間をかけ放出されることで吸収量が上がることを期待できる。また、濃度がすぐに低下してしまう吸収性の高い素材は、吸収時間の持続が期待できる。溶出時間は要望に合わせて細かな調節が可能。体感性の良さを実現できる技術となっている。
一方、「ラブレ(登録商標)」は、30年以上も前から免疫機能に着目し、同社が研究を重ねてきたすぐき漬け由来の植物性乳酸菌。同社は、日本で初めてラブレ菌を使って商品化している。機能性においては、インターフェロンαの増加などが確認されており、これまでに抗炎症作用、整腸、便通改善などのエビデンスが豊富にある。現在は肌、ストレス、睡眠への有効性も期待され研究を進めている。機能性表示食品への対応も準備を進めている。
10μmを超える菌の通過が難しい小腸のパイエル板の通過効率を高めるため、ラブレ菌(死菌)を凝集させず、1μm以下にコントロールする特殊技術も開発。国際特許を取得しており、欧州やアジアなどさまざまな国で活用されている実績を持つ。
「健食原料・OEM展2024」では、第3セミナールームにて、
①4月24日12時5分~12時30分
②4月25日14時25分~14時50分
にプレゼンテーションを行う予定だ。
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