サビンサ「バイオペリン」がNMNの生体利用効率を向上

2024年4月12日

黒胡椒素材との併用でNMNの生体への吸収率が16~18%向上することを確認

 サビンサジャパンコーポレーション(東京都豊島区)は、少ない配合量(推奨配合量5mg)で、同時に配合した成分の生体利用効率(バイオアベイラビリティ)を高める作用を持つ黒コショウ果実から抽出した同社オリジナル素材「バイオペリン」を供給している。水溶性・脂溶性問わずさまざまな成分で生体利用率の向上作用が期待できることも支持されている。

 生体利用効率の向上ではこれまでに、クルクミン、CoQ10、β‐カロテン、ビタミンB6、ビタミンC、セレンと併用した臨床試験で同作用を確認。in vivoの試験でレスベラトロール、in vitroの試験でミネラル(鉄、亜鉛、カルシウム)、アミノ酸(ロイシン、イソロイシン、バリン、グルタミン酸)についてもそれぞれ確認している。

 また、NMNと「バイオペリン」5mgとの併用でNMNの生体への吸収率が16~18%向上することを新たに確認。こうしたデータをもとに、NMNとの併用提案を推進していく。

 サビンサジャパンではこのほか、認知機能で注目の成分オロキシリン‐Aを含むソリザヤノキ抽出物「サブロキシー」、美容向けの差別化素材として引き合い好調なザクロから抽出したエラグ酸、ツボクサ抽出物「センテリン」をはじめ、クルクミン原料における世界的サプライヤーとして、クルクミノイド高含有品「クルクミンC3コンプレックス」、還元型クルクミノイドで規格したオフホワイト色が特徴の「ホワイトクルクミノイド」のさらなる拡販を新年度から努めていく。