DHC、川崎・物流倉庫を初公開

2026年8月21日

自動化システム導入し、本格稼働

 ディーエイチシー(東京都港区)は、「DHC川崎ロジスティクスセンター」の自動化システムの本格稼働に伴う内覧会を8月5日に実施した。

 同拠点は2500坪4層の倉庫で、同社通信販売の注文商品および全国92店舗のDHC直営店への商品出荷を担っている。健康食品、化粧品、医薬品、アパレル・生活雑貨などあわせて約9700品目、1日平均約1万6000件(多い時で約2万件)の出荷を行っている。

物流業務の品質向上と生産性強化に向け自動化システムを導入し、正確性や迅速性、生産効率の向上、安定した商品供給、働きやすい作業環境の実現につなげた。

今回導入した自動化システムは次の通りだ。

■立体型自動仕分けシステム【オムニソーター】

商品のバーコードをスキャンしコンベアに載せることで、オーダーごとに自動で高速仕分けを行う。バーコードスキャン時に検品も同時に実施することで、作業の効率化と精度向上を実現。高速処理が可能なため、仕分けの生産性が約2・5倍に向上。動作音が小さく、作業員のストレスも小さい。

■自動搬送ロボット【ティーキャリー】

        ティーキャリー

オーダーごとに商品を入れるコンテナを各ピッキングステーションへ自動搬送し、ピッキング作業を支援。商品投入時のバーコードスキャンにより、ピッキングと検品を同時に実施できる。ピッキングがステーション内で完結するため、作業者の歩行負担を軽減し、生産性も約3倍に向上。

■自動封函機

梱包箱のサイズを自動で認識し、テープによる封鍼から送り状の貼付までを自動化する。あらかじめ底面を組み立てた箱に商品と緩衝材を入れてレーンに流すだけで梱包工程を効率化。単純作業の自動化で作業員の負荷が低減し、生産性も約2倍に向上した。

■配送自動仕分け機

出荷時に日付別・方面別・配送業者別に仕分ける機器。高速で仕分け可能なため生産性が高く、省スペースで導入できるため現場の荷捌きスペースなどを圧迫しない。生産性が約2・4倍に向上した。

 また、2023年8月からアパレル商品など約66万個(約6600品目)を格納している自動倉庫「オートストア」も引き続き活用している。

 同社ロジスティクスユニットのユニットマネージャー部長である長谷川俊一氏は「今回のシステム自動化は、今後DHCの物流を担うメンバーたちが新たな技術やアイデアを取り入れながら進化していくための土台であると考えております。最終的に全てを自動化するのではなく、人とロボットの力を最大限に活用し、安定した品質やサービスを通じてお客様と信頼関係を築きながら、DHCのパーパスである『しあわせを、ふつうに。』の実現に貢献していきたいと考えております」と展望を述べた。


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