雪印メグミルク:「記憶ケアヨーグルト βラクトリン」

2021年6月29日

ヨーグルト初「認知機能」商品が登場

雪印メグミルク株式会社は、「記憶ケアヨーグルト βラクトリン」を6月8日より全国で発売した。

認知症に関わるアルツハイマー病理療薬候補が米食医薬品局(FDA)より条件付きで製造販売の承認を受けたことで認知機能対応の市場は活性化するものとみられる。

「認知機能」「記憶力」に対応する商品は、薬に先んじて食品が担ってきた分野で、特に化機能性表示食品が開拓してきた市場と言っても課題ではない。

この度、ヨーグルト初の「認知機能」に関する機能性表示食品をリリースした雪印メグミルクに取材を行った。

●「記憶ケアヨーグルト βラクトリン」発売に至る経緯について

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人生100年時代が現実的になってきている現在、「健康寿命の延伸」は社会において重要な課題となっております。

多くの人が老後の「健康」への不安をかかえており、そのなかでも「認知症」に関する不安は特に多く、「身体的な健康」だけでなく、「脳の健康」の維持も重要であると考えております。

「記憶ケアヨーグルト βラクトリン」は、加齢に伴って低下する記憶力(手がかりをもとに思い出す力)を維持する機能をもつ「βラクトリン」を配合した、ヨーグルトとしては初の認知機能に関する機能性表示食品です。

「βラクトリン」は、キリン脳研究から発見された乳由来の独自素材で、キリンホールディングス様のβラクトリンの研究開発成果と、脳の健康に関する取り組みに弊社が賛同して発売が実現いたしました。

●記憶ケアヨーグルト βラクトリン」の味わい、喫食シーンの提案について

「記憶ケアヨーグルト βラクトリン」は、ほんのり甘いスタンダードな風味の毎日続けやすいヨーグルトです。

喫食シーンは、朝食、昼食、おやつ等の小腹満たし、風呂上がり、就寝前をイメージしております。

●機能性ヨーグルトで「認知機能」表示することによる市場の変化について

認知機能サポート市場は拡大傾向にあり、将来的には更なる成長が予想される市場です。「記憶ケアヨーグルト βラクトリン」は、ヨーグルトとしては初の認知機能に関する機能性表示食品で、時代のニーズに沿った商品であるため、市場の活性化につながると考えております。

●ドラッグストア、スーパーマーケット、コンビニエンスストア等のチャネル別展開について(POPや商品展開など)

店頭でのPOP等を活用した商品特長の訴求・認知拡大に努めてまいります。

●「認知機能」の研究と、今後の機能性ヨーグルトの可能性について

高齢化が進む国内において、認知機能の低下や脳の健康は大きな社会課題となっており、日常生活における予防に注目が集まっております。

今後も、健康機能(身体的・脳)への関心は、高齢人口の増加を背景に高まると予想されます。

「記憶ケアヨーグルト βラクトリン」は、実用性もあり、皆様のQOLの向上に寄与できる商品だと考えております。

●ヨーグルトおよび乳製品に関しての市場動向について

ヨーグルトの需要は、今後も底堅いと見込んでおります。ただし、新型コロナウイルスの動向、冬場のインフルエンザなど不透明な要素も多いと考えております。

●ドラッグストア店頭スタッフへの推売アドバイスやメッセージなど

雪印メグミルクは、「ミルク」の力でいつまでも元気で動ける体づくりと、楽しくアクティブな毎日を応援してまいります。

ヨーグルトとしては初の認知機能に関する機能性表示食品「記憶ケアヨーグルト βラクトリン」のお取り扱い、ならびに売場(御買場)での積極的なご展開を、何卒よろしくお願い申し上げます。