非大麻のCBD原料供給を開始/ヒロインターナショナル

2022年3月24日

非大麻由来の有機化学合成CBD原料供給を開始/ヒロインターナショナル


健康食品原料供給や青果の輸入販売を行っているヒロインターナショナル(東京都渋谷区、☏03-3406-1091)は、3月から有機化学合成CBD(カンナビジオール)の原料供給を開始する。

 同社では、昨年6月よりバランスド(東京都渋谷区)と共同で化学合成CBDの製造から製品管理まで一貫したOEM事業を行っており、商品開発・製造の中で得た原料特性に関する知見や実績、ノウハウを原料供給にも生かす方針だ。

 CBDには、抗ストレス作用や睡眠の質改善作用、抗炎症作用、疲労回復作用などが報告されており、現代社会で求められるさまざまな健康問題に対応している点やその体感性の良さから国内外で市場は急激に拡大している。

非大麻由来の化学合成CBDは、麻由来ではないことからTHCの混入や成熟した茎と種子のみの使用といった問題がなく、極めて純度の高い原料を製造できることが特徴となっている。同社の取り扱う化学合成のCBDは、欧州のノベルフード認証の書類に積極的に取り組んでいるチェコのCBDepot社製で、アイソレート98%以上品。化学的に製造していることから、品質や救急が安定しており、大量生産に伴うOEM事業に非常に適している。また、厚労省より正式に「食品等輸入届出済証」も発行されており、各種分析書や安全性試験などの証明書も用意している。

幅広いCBD製品開発の知見を生かし提案強化

 OEM事業では、これまでにカプセル、打錠、ティンクチャ―、ドリンク、グミなどの食品剤形からハンドクリーム、フェイスクリーム、美容液、フェイスマスクなど化粧品、嗜好品剤形まで幅広く開発してきた実績を持つ。

昨年のOEM事業開始直後から、順調に引き合いが急増したことから、OEM事業だけでなく自信をもって提案できる原料供給のサポート体制も整え、今回の販売開始に至った。

 今後は、さらなる分析や研究開発のデータを強化しながら、健全な市場拡大のため有機化学合成CBDの正しい認知の拡大と販売促進に力を入れていく。

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