「シルク水素パールパウダー」が特許取得/炭プラスラボ

2023年6月9日

水素ガスと水素イオンを発生させる「ハイブリッド水素原料」

炭プラスラボ(横浜市港南区)では、オリジナル原料の「シルク水素パールパウダー」について今年2月に特許を取得し、付加価値の高い差別化可能な水素サプリメント素材として提案を強化している。

「シルク水素パールパウダー」は、シルク(絹糸)由来のタンパク質・フィブロインと真珠貝由来のハイドロキシアパタイト、海洋深層水由来のミネラル、そして水素のコラボレーションによって開発された独自素材。水素ガスと水素イオンを高濃度かつ長時間発生させる「ハイブリッド水素原料」として、水素発生量に関するエビデンスも取得済みだ。

シルク由来のフィブロインは独特の多孔質構造を持ち、血糖値上昇抑制やデトックスといった効果が期待される。

一方のハイドロキシアパタイトは国産の真珠貝を原料とし、乳酸菌KT-11株との併用により免疫活性(インターロイキン‐12)を高めるなどのエビデンスを有する。

今回取得した特許の名称は「シルク水素パールパウダーを含有する美容健康用組成物」(特許第7223408号)。顧客の製品においては同素材を100mg/日以上配合することで、特許情報および特許番号を利用することが可能だ。

同社では、主力素材の「焼成サンゴカルシウムパウダー」について約10年の供給実績を持ち、優れた品質と機能性で厚い信頼を獲得してきた。

同時に、「還元発酵乳酸菌」や「還元NMN」、「エクオール乳酸菌」など水素の働きを生かしたユニークな素材を多数開発しており、今後も他社には真似できない独自の製品開発を追求していく構え。

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