イエローピースなど肉や小麦の代替に提案/岐阜米穀

2024年7月23日

食感や風味の再現が得意

創業120年の老舗雑穀メーカー・岐阜米穀(岐阜市香取町:beikoku.jp)では、食糧危機の問題に向き合い、昨年よりイエローピース(黄えんどう豆)・大豆・オートミールの3種類の植物由来プロテインを取り揃え、肉や小麦などの代替品として提案している。

注力素材のイエローピースは、環境負荷が少ないことや優れた加工特性、食物繊維や鉄、亜鉛が豊富であることが特徴。パンや麺、クッキーなどの糖質カットや原料の値上がり対策としての用途でも提案し、引き合いが増えている。

代替肉としては、これら3素材をミックスすることによる食感や風味の再現を得意としており、顧客の要望に応じたさまざまな加工原料の供給体制を構築している。

自社商品では「ゼロお肉ハンバーグ」や「ゼロ小麦粉お好み焼き」、「ゼロお米炒飯」などをラインアップし好評である。