アルコール対策で提案、タイでは軽度コロナ治療薬として承認

2021年6月30日

アルコール対策で提案、タイでは軽度のコロナ治療薬として承認


 清光薬品工業(千葉県習志野市)は、アルコール対策として肝機能保護効果が期待できるハーブ「アンフィス®」の粉末と抽出エキス末を取り扱っている。

アンフィス®(別名:Andrographis paniculata、穿心蓮)

 同品は、キツネノマゴ科に属するハーブ(別名:Andrographis paniculata、穿心蓮)で、タイやインド、中国、インドネシアなどで健康維持などに用いられてきた民間伝承植物だ。

 アンフィスの主成分による血中アルコール量の低減効果が認められ、肝機能に異常があると上昇するガンマ-GT、AST、ALTの抑制効果なども確認されている。

 また、タイでは以前から風邪薬として使用されているが、今年6月には国家必須ハーブ薬リストに追加され、コロナの軽度の症状に対する治療に使用することが承認されるなど抗ウイルス作用などの効果も期待されている。

関連記事