キラーT細胞の働きを高める可能性を示唆/江崎グリコ
2026年9月3日
乳酸菌GCL1815株新知見を紹介
江崎グリコ(大阪市西淀川区)は8月20日に、同社独自の乳酸菌GCL1815株に関する報道機関向け勉強会を東京都内にて開催した。

第一部では、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の國澤純氏(ヘルス・メディカル微生物研究センター長)【写真】が登壇。「二季化時代の免疫と“腸漏れ”の新常識」を講演した。「発汗での血流の変化で食欲不振になり、栄養が不足する」「暑さや温度変化による自律神経の乱れ」などが胃腸の働きに影響し、腸漏れ(リーキーガット)することを説明。近年の研究により、「短鎖脂肪酸と菌のリレー(1種類の菌だけでなく、複数の菌を増やすこと)」が腸活において重要であると強調した。
第二部では、同社商品技術開発研究所の上杉泰介氏(ヘルシーエイジング2グループ)が、「Glicoの研究活動と乳酸菌GCL1815の作用」について講演を行った。同社独自の乳酸菌GCL1815株は、侵入した異物に対していち早く働く「自然免疫」と相手に合わせて働く「獲得免疫」の両方に働きかけることが特徴であると説明。最新研究では、起点となる樹状細胞を介してウイルス感染細胞を攻撃するキラーT細胞の働きを高める可能性が示された。 人生100年時代における健康価値の提供と、幅広い年代での免疫変化に応じたさまざまな生活シーンでの活用を目指し研究を進めていくと、今後の展望を述べた。
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